映画とフリーペーパーのかんけい

こんにちは、1年の江辺です。えべ、って言います。

Seelではデザインと広報を担当させてもらっています。

 

映画とフリーペーパーの話をします。


 

今週の水曜日、『ステキな金縛り』を観てきました。

 

雑誌や映画祭での評価のとおり、すごく面白いですね!

「ここにそんなギャグを突っ込みますか!?」とか

「そんなファニーなセリフをこの女優に!?」みたいに

会場のお客さんをドっと笑わせる仕掛けがあちこちに散りばめられていました。

あちらこちらから笑い声が飛んでいきます。

 

ぼくの左隣に座っていたおばさんは、

幕が下りるまで終始「おほほほほほほ」と笑い続け、

極度の笑いすぎで、途中、差し歯の差し具合が悪くなり、

手を歯にあてがいあてがい、それでも必死に笑っていました。

 

「上映中はお静かに」というお決まりは、

この映画に関しては当てはまらないようです。

むしろ、当てはめてはいけない映画であると思いました。

 

というもの、ぼくが思うに、

製作者側、三谷幸喜が求めていたのは、

エディターと観客との「一体感」ではないでしょうか。

けっして観客を置き去りにしない。

「お互い向き合って作品を作り上げているんだよ」

という三谷幸喜の声が聞こえてくるようでした。

むこうは楽しませる。こちらは笑って答える。

なかなか先鋭性を求めがちな芸術において、

見失われがちなテーマのような気がします。

なんだかフリーペーパーの制作においても

大事なテーマであるような。

 

Seelのコンセプトは「The Door To Culture

新しいものを知り、古いものを再認識してもらう

フリーペーパーであると、ぼくは思います。

前衛的で自己満足的な一冊にもできてしまいます。

でも、ぼくたちはアバンギャルドじゃありません。

読者の方と、「一体感」を共有できるような、

そんなフリーペーパーを作っていけたらいいなあ、と

1年生ながら感じていた、水曜日でした。

 

ディズニーランドから、クリスマス間近の

幸せそうな花火の音が聞こえてきたので、このへんで終わりたいと思います。

わちゃあ。冬の空は、音が響きますね…