Midnight Express

 

3年のじゅんです。

最近はすっかり旅人のイメージが定着しているようですね。

なので、僕が一人旅をするきっかけになった本を簡単に紹介したいと思います。

その本は沢木耕太郎の「深夜特急」という紀行文。バックパッカーのバイブルとして知られています。

 

当時作者は26歳、仕事をすべて放り投げてユーラシア放浪の旅に出ました。

この本では、海外を目的も計画もなく、突き進んでいく一人の若者の酔狂な姿が描かれています。

新鮮なものを見たり触れたりする時の高揚感だったり、旅を続けることで好奇心が摩耗したり、

内省的になったり、そういった旅に付随する心情が伝わってきます。

 

本のタイトルに特急とあるので、読む前は僕は列車の旅をイメージしていました。

しかし、実際の彼の旅は、「乗り合いバスを乗り継いでロンドンまで」というものです。

Midnight Expressという言葉は、トルコの刑務所で「脱獄」を意味する隠語として使われていたそうです。

単調な日常生活からの脱却、ここではないどこかへ行きたい

そんな当時の彼の思いが込められたタイトルだなと思いました。

 

この本の影響で本当に会社辞めて旅に出る人がいるからすごいですね。

僕もネパールのカトマンズでそういう類の人にお会いしました。

ちなみにドラマ版もありまして若き日の大沢たかおが演じていて、こちらもなかなかお勧めです。

バックパッカーという旅のスタイルがよりイメージしやすいのではないかと思います。

読むにしろ、観るにしろ、放浪の旅へと誘われないようにご注意ください。